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学生による「まち歩き」ツアー

2017/10/30ピーターラビット展

今回は名古屋市博物館で開催中の「ピーターラビット展」に行ってきました!
作者のビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念して、全国各地を巡回している企画展です。
イギリス生まれのうさぎのキャラクター、ピーターラビット。
特に可愛いもの好きではないという方でも、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

実は私も、絵本は読んだことはあるけれど…というレベル。
「ピーターラビット展」は、そんな私でも十分に楽しめ、さらにはピーターラビットのファンに
なって帰ってきてしまうような素敵な展示でした。

地下鉄桜通線・桜山駅からすぐの名古屋市博物館。
入り口から建物に入るまでの道には、絵本のワンシーンの看板が。早速ピーターラビットの世界に
引き込まれます。モペットちゃん、ひどい(笑)。

観覧料は、高校生・大学生は一般料金より400円安くなります。
そして、追加料金で利用できる音声ガイドがあるのですが、ナビゲーターはディーン・フジオカさんです。この情報だけでも行きたくなった方もいるのでは?
フジオカさんは展示の中盤にある映像作品にも登場します。

展示は、ピーターラビットの誕生秘話、その他の動物たちのユーモラスな作品について、そして自然保護活動家や農場経営者としても活躍した作者・ビアトリクスの人物像の3部構成になっています。イギリスから200件以上の作品や資料が出品され、かなり見ごたえがあります。

さて、展示の詳しい内容は伏せますが、ここから私個人の見どころをご紹介します。

その1、作者の恋愛遍歴。相当に厳しい家庭のお嬢様だったビアトリクス、その恋には数々の困難があります。それでも負けじと幸せをつかむ姿についくぎ付けに…。かなりドラマチックです。ビアトリクス晩年の肖像画にもご注目ください。

その2、和訳。1902年に出版されたピーターラビットはその後世界中で訳され愛され続けています。日本で訳されたのもかなり早く、展示では当時の日本版の作品も展示されているのですが…
「ピーターラビット」が「ピー太郎」にされていたり、子猫が巻かれてしまった「Roly Poly Pudding」が「ねこまきだんご」にされていたり。当時の日本人にもわかりやすく、親しみをもってもらえるように…との苦肉の策なのでしょうが、今見るとちょっと面白いです。

そしてその3は、貴重な原画たち。デフォルメされすぎていない動物たちの可愛らしさ、作者が愛した風景の美しさに圧倒されます。軽いスケッチや草稿から実際の絵本シリーズの原本まで、たっぷりと楽しめます。

さて、興味をもっていただけましたか?
ポスターのコピー、「あいにきたよ。」のいうとおり、イギリスからはるばる会いに来てくれた作品ばかり。初来日の作品も多くあり、今回を逃したらいつ見られるかわかりません。
この機に足を運んでみてはいかがでしょうか。

「ピーターラビット展」は11月5日までの開催です。毎週月曜日、第4火曜日は休館日なので気を付けてくださいね。

(樋口みのり)